フィギュアスケート女子で全日本選手権2連覇中の紀平梨花(19=トヨタ自動車)が、22年北京オリンピック(五輪)のテスト大会となるアジアンオープントロフィー(10月13~17日、北京)を欠場することになった。

7日、日本スケート連盟を通じてコメントを発表。「私、紀平梨花はAsian Open Figure Skating Trophy-OWG Test Eventを欠場することを決めました。現在の私の拠点であるカナダから中国への移動による負担を考慮し、苦渋の決断ではありましたが、照準をスケートカナダに合わせ集中したいと考え決意しました。スケートカナダでは良い演技が出来るよう頑張りますので、応援よろしくお願い致します」と報告した。

紀平は今季から練習拠点をカナダ・トロントに移し、ブライアン・オーサー・コーチ(59)率いる「チーム・ブライアン・オーサー」の指導の下でトレーニングを行っている。

大会には補欠だった三原舞依(22=シスメックス)が代わりに派遣される。日本勢は他に坂本花織(21=同)、男子は鍵山優真(18=オリエンタルバイオ)、佐藤駿(17=フジ・コーポレーション)がエントリーしている。