昨季の世界選手権で10位と躍進した三浦璃来(19)木原龍一(29)組(木下グループ)が「キャッチフレーズ」を募集した。

今季のGPシリーズ開幕戦で72・63点のSP自己ベストを更新。演技終了後、報道陣の取材に応じ「前日に『名前を売っていきたい』と話していたが、その上で2人にチームとしてキャッチフレーズを付けるとしたら?」と軽妙な質問をされると、乗っかった2人の掛け合いが始まった。

木原「(即答で)『おじさんと少女』」

三浦「やめて! 何か、何か嫌だ~。気持ち悪いぃ…」

木原「これは違うな」

三浦「何だろう。年の差? 9歳差だから。『ザ・ジェネレーションギャップ』みたいな」

木原「何か売れない芸人みたいだな」

三浦「きゃはははは。ダメだ、任せちゃダメだ」

木原「難しいな。皆さんに考えていただけたらうれしいです! ふふっ」

三浦「募集中です! ふふふ」

この後、ネット上では「夫婦漫才みたい」の声や、多くの案を応募する投稿が続いた。ペアの愛称は2人の名前の頭を取った「りくりゅう」で定着している。結成3季目。カナダ・オークビルを拠点に飛躍し、今年3月の世界選手権(ストックホルム)ではTOP10の仲間入りを果たした。国内に対抗勢がおらず、22年北京オリンピック(五輪)代表を当確にしている三浦&木原組のキャッチフレーズのゆくえも注目される。