静岡県教育委員会は17日、全国大会優勝など、県の教育に貢献、模範となった小中高生らを表彰した。対象期間は昨年10月から1年間で、25個人、21団体が受賞した。木苗直秀教育長(79)は「皆さんは県民の誇り。次の目標に向かってさらに精進して」と式辞を述べ、表彰状を手渡した。

今年1月の全日本高校女子サッカー選手権で2年連続5度目の優勝を飾った藤枝順心は、中村翔(かける)監督(33)が表彰状を受け取り、「大変うれしく思います」と話した。先週末の同選手権東海地区予選で3年ぶりに優勝し、18年連続18度目の全国切符をつかんだ。「全日本3連覇に向け、集中してチーム力を高めます」と力を込めた。今夏の高校総体新体操女子団体優勝の常葉大常葉は、長田七海(ななみ、3年)が代表で出席。「目標を達成でき、賞もいただけてうれしい」と笑顔を見せた。【倉橋徹也】