立命大は命拾いした。2点リードの終了間際。相手陣まで攻め込みながら攻撃権を渡し、ロスタイムに入ると、やってはいけない反則を自陣で犯した。ラストプレーで、関大に約40メートルのPGを決められていれば負けていた。

かつて同志社大のSHで、大学ラグビー界のスター選手だった鬼束竜太ヘッドコーチ(HC)が今季から就任。ワールド、サニックスでもプレーした同HCは「勝ったことだけが全て。この関西リーグで1番出来が悪い試合だった。最後、外してもらって何とか生き残った。勝って反省できることだけが良かったです」と厳しかった。

強豪校から力のある選手を集めながらも、ここまで2勝4敗の6位に低迷する。

最終節(11月28日)は7位の摂南大が相手。敗れれば入れ替え戦に回る可能性も出てくる。

 

【関西リーグ順位(第6節終了時点)】

<1>京産大 勝ち点27(6勝)

<2>近大 同24(5勝1敗)

<3>同志社大 同21(4勝2敗)

<4>天理大 同20(4勝2敗)

<5>関大 同10(2勝4敗)

<6>立命大 同9(2勝4敗)

<7>摂南大 同6(1勝5敗)

<8>関学大 同3(6敗)