福島ファイヤーボンズが仙台89ERSを80-65で下し、同一カード連勝を飾った。福島・森山知弘GM兼ヘッドコーチは、「今日はハーフコートでのディフェンスが安定していた。ジェイソン(ウォッシュバーン)は、40分間中37分近く出場して頑張ってくれたし、アレックス(マーフィー)もリバウンドを取ってくれた。選手が自分の役割を果たしてくれたのが勝因」と選手を称賛した。

第1クオーター(Q)につけたリードを最後まで守り切った。このQ開始14秒で菅野翔太が3点シュート(3P)を決めたのが猛攻の幕開け。このQだけで3Pを菅野、アレックスが2本、長谷川智伸が1本決めたのをはじめ、ジェイソンが9得点、水野幹太が6得点をマークするなど、仙台の戦意を喪失させるのには十分な19点差をつけた。その後、第4Q残り4分15秒には67-64と仙台に3点差にまで迫られる場面もあったが、その直後に長谷川がリードを6点差に広げる効果的な3Pを決め、橋本尚明の4得点などで、終わってみれば15点差をつけ快勝した。

これで福島は11勝6敗で東地区4位。次戦はアウェーで西地区7位の愛媛と対戦する。