男子500メートルで今季W杯2勝を挙げている新浜立也がアクシデントに見舞われた。

同走のロシア選手が最終コーナーで転倒。アウトコースにいた新浜の目前を通り壁に衝突した。その影響で減速し、不本意なレースに終わった。速報値で100メートルが9秒44という好タイムで入っていただけに「もしかしたら世界新記録も狙えたかもしれないぐらい、スピードが出ていた。本当に悔しい」と語った。

救済措置として独走での再レースに挑むも今度は、100メートルを出たところで自身が転倒。左肩や骨盤を打撲したが「ドクターの判断では今のところ大事には至っていない。次のカルガリー大会にも出るつもりだ」と既に気持ちを切り替えていた。