北海道銀行女子カーリング部の発足式が13日、札幌市内で行われた。同行は11年から現フォルティウス(チーム吉村)を支援していたが、11月をもって契約を終了し、今月から新たに部を立ち上げた。

メンバーはフォルティスに所属していたリード伊藤彩未(20)とスキップ田畑百葉(19)が残り、田畑と小学時代から同じチームでプレーしていたサード仁平美来(19)とセカンド中島未琴(18)が加入。若手4選手でスタートした。田畑は「パワフルで力強いチームを目指したい。五輪で金メダルを取りたい」と意気込んだ。

発足式に出席した堰八義博特別顧問(66)は「すぐにトップにいける甘いものではないと承知しているが、26年の五輪(ミラノ・コルティナダンペッツォ大会)に出られれば。経験を重ね、30年札幌が招致を目指している五輪の時には出場を狙えるくらいに成長して欲しい」と期待していた。