前半は強い向かい風の中、思うようにプレーができなかった。相手のスピードや展開力に翻弄(ほんろう)され6トライを許し、0-36で折り返した。

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追い風に変わった後半、6分にはラインアウトからモールを押し込みトライ。同17分には1回戦に3トライを決めたフランカー最上太尊(3年)が相手のタックルを振り切り強引にトライ。リズムを取り戻したように見えたが、反撃はそこまで。その後も報徳学園のスピードは緩まず合計10トライを許し、大敗を喫した。監督として初の花園に臨んだニールソン武蓮傳監督(44)は「自分たちのレベルはこれぐらいということがわかりました。指導者の責任でもあります」と振り返った。

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