第2戦が行われ、男子は平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が95・80点で優勝した。2位が平野流佳(太成学院大)で、日本勢のワンツーとなった。昨季世界王者の戸塚優斗(ヨネックス)は9位だった。

平野歩は昨夏の東京五輪にスケートボードで出場。冬季五輪では2大会連続銀メダルで、北京五輪で金メダル獲得を目指す。

女子は冨田るき(20=チームJWSC)が89・40点でW杯初優勝。姉の冨田せな(22=アルビレックス新潟)が3位となり、姉妹で表彰台となった。

◆スノーボード 5種目ある。ハーフパイプは雪の斜面を半円状のコースを滑り、縁からジャンプする高さや回転技の難度を競う。スノーボードクロスは複数の選手が同時にスタートし、コブやジャンプ台などがあるコースを滑って着順を競う。スロープスタイルは前半が障害物、後半はジャンプ台が3つずつ設置されたコースを滑り、演技を競う。前回18年平昌五輪から採用されたビッグエアは30~40メートルの長さがあるジャンプ台を滑り降り、空中での回転技や着地を競う。パラレル大回転は平行に設けた2つのコースを使用し、着順を競う。パラレル大回転は斜面を速く滑り降りるかを競う種目。決勝トーナメントは平行にセットされた2コースを選手が同時に滑って対戦する。