競泳の北島康介杯最終日が23日、東京辰巳国際水泳場で開かれ、東京オリンピック(五輪)女子2冠の大橋悠依(26=イトマン東進)が200メートル個人メドレーを2分10秒65で制した。

前日までに4種目をこなし疲れがある中でも「自分の種目では負けたくなかった」。平泳ぎを終えた時点でトップに立ち、最後の自由形でも譲らず。金メダリストとしての意地を見せる粘りの泳ぎで、自身も納得のいくレースで大会を締めた。前回大会に続き女子の最優秀選手に輝き「今年初めての大会としては、すごく良いレースができた」と振り返った。