Bリーグ1部(B1)の千葉ジェッツは、川崎ブレイブサンダースに72-82で敗れて準優勝だった。

前半は一時20点以上のリードを広げられる厳しい展開にも、後半には日本代表の富樫勇樹(28)らの活躍で8点差まで詰め寄った。それでも逆転まであと一歩届かなかったことに、富樫は「前半に相手にかなりやられてしまった時、ディフェンスが良くなかったのにオフェンスで取り返そうとなってしまった」と分析。守備を立て直した後半のような動きが最初からできていればと悔しさをかみしめていた。

天皇杯優勝は逃したが、シーズンは続く。「シーズン後半に向けてチームとして修正する。Bリーグ連覇という目標があるので、気持ちを切り替えて後半戦に準備したい」。この敗戦を糧に挽回を期す。