新潟アルビレックスBBは茨城ロボッツに54-74で敗れ、連敗が5に伸びた。第3クオーター(Q)までは43-43と互角も、第4Qに31失点と大崩れし引き離された。54点は今季2番目に少ない得点でターンオーバーは20とミスも重なった。

ロースコアの接戦は第4Qで一気にワンサイドゲームに変わった。49-52の残り約5分30秒から連続11失点。「守備で我慢できず、攻撃への切り替えがうまくいかなかった」。PG納見悠仁(24)は立て直せなかった時間帯を反省した。第4Qで犯したターンオーバーは9。11連続失点の中で3連続で記録もした。平岡富士貴監督(47)は「第4Qはエナジーを感じるプレーがなかった」と勝負どころでの気持ちの弱さを敗因に挙げた。

リーグ戦中断明け直後の秋田ノーザンハピネッツ戦(3月5、6日)から始まった連敗。全試合で連続失点する時間帯が目立つ。この日はどちらに転ぶかわからない流れの中で“悪い癖”が出た。「明日(20日)に向けて切り替えなければ」。平岡監督は厳しい口調で言った。