4月8日、F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行が行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。2位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位にもフェラーリのカルロス・サインツがつけた。

オーストラリアGPは2020年には開幕戦として開催される予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大により金曜フリー走行の直前に中止となり、3年ぶりの開催となった。サーキットは7箇所のコーナーが緩やかに改修され、速度が上がってバトルも増加することが期待されている。

フリー走行では午前・午後ともにフェラーリ勢が好調で、午前はサインツを先頭に1位・2位。午後もルクレールがフェルスタッペンに0.245秒差を付けた。

角田裕毅は初体験のサーキットに対して慎重なアプローチで臨み、周回数を重ねてデータ収集を進め、午前は11位、午後は12位につけた。

「高速サーキットでのドライビングを楽しみました。最初から自信を持って走ることができましたし、ペースも良くて全体的にとても満足のいく1日でした。でももっとマシンを改善してパフォーマンスランとロングランのバランスを見極める必要があると思います。2台で分担して多くのデータを収集することができたので、明日に向けても良いかたちになったと思います」(米家峰起通信員)