横浜キヤノンイーグルス(横浜)が、2連勝で上位4チームのプレーオフ進出へ前進した。

4位で試合を迎え、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(浦安)と4トライ差をつけてボーナス点1も獲得。勝ち点5を上積みして、リーグ残り3試合に弾みをつけた。フッカー庭井祐輔ゲーム主将(30)は「チームとしてやろうとしていたこと、しっかりポイントとしては抑えられた。『我慢強くいこう』と言っていた。その結果がスコアに表れている」と手応えをにじませた。

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気温11度と冷え込んだ秩父宮で、赤のジャージーが躍動した。横浜は開始6分、相手キックを自陣10メートル付近で捕球したWTB松井千士(27)が、そのまま走りきって先制トライ。前半を14-5で折り返すと、後半3分には日本代表NO8アマナキ・レレイ・マフィ(32)のトライで主導権を握った。以降も安定した防御でリードを守り抜いた。

12チーム中11位でこの日を迎えた浦安は2連敗。勝ち点を積み上げられなかった。