スピードスケート女子の高木美帆(27=日体大職)が21日、都内で行われた日本スケート連盟の表彰祝賀会に出席し、最優秀選手に相当するJOC(日本オリンピック委員会)杯を受賞した。2月の北京オリンピック(五輪)で1000メートルの金を含む計4個のメダルを獲得。選手代表のスピーチでは「チームジャパン一丸となって、過去最高の成績を残すことができた。皆さまの存在が大きな支えになった」と感謝を述べた。同日行われた理事会では、暫定的に「シニア特別強化選手」「ナショナル強化選手」に選ばれた。

ナショナルチーム(NT)の編成も刷新する。男子500メートルの10年バンクーバー五輪銅メダリストで、3月に現役引退を表明した加藤条治氏(37)のテクニカルコーチ就任が承認された。ショートトラックのNTは解散が決定。ヘッドコーチの長島圭一郎氏は、スピードのコーチに就任する。