ラグビー「リーグワン」の1、2部入れ替え戦第2戦・2試合が27、28日に東大阪市の花園ラグビー場で行われる。

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【展望】

◆27日午後7時開始 三重ホンダヒート(2部2位)-グリーンロケッツ東葛(1部12位)

第1戦(20日)は東葛が33-10で先勝した。三重は1部昇格には勝利と3トライ差以上のボーナス点獲得が必須条件となる。新型コロナウイルス関連の規定で第1戦を欠場した19年W杯南アフリカ代表ロックのフランコ・モスタート(31)が先発復帰し、逆転での昇格を目指す。東葛は、第1戦でテンポいい攻撃を演出した19年W杯日本代表SH田中史朗と、SOフレッチャー・スミスがそろって先発。逃げ切りでの1部残留を狙う。

◆28日午後4時40分開始 三菱重工相模原ダイナボアーズ(2部3位)-NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(1部10位)

第1戦(21日)は相模原が33-25で先勝した。相模原は引き分け以上か、敗れても7点差以内でボーナス勝ち点を得れば1部昇格となる。対する浦安はNTTの再編により、来季はNTTドコモレッドハリケーンズ大阪(3部降格が決定)のプロ契約の主力選手を受け入れる方針を固めている。仮に降格となれば、今季1部で戦ったNTTの2チームとも1部から姿を消す屈辱となる。逆転での残留へ19年W杯日本代表ロックのトンプソン・ルーク、世界的スターでオーストラリア代表FBフォラウらが先発する。

 

〈勝敗決定方法〉

(1)勝ち点

(2)勝利数

(3)得失点差

(4)トライ数

(5)トライ後のゴール数

※(1)が同数の場合は(2)によって決定するものとし以降も同様とする。

※(1)から(5)によって勝敗が決しない場合、1部所属チームを勝者とする。