16年ユース五輪(オリンピック)金メダル、21年全日本選手権8位の山本草太(22=中京大)が新技習得への苦心を明かした。

昨季までの4回転ジャンプ、サルコーとトーループに加え「オフからフリップの練習もしています」と明らかに。クワッドアクセル(4回転半)とルッツの次に基礎点が高く、新フリー曲「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」への投入も視野に入れている。

ただ、難しい。

「フリップはずっと練習していたんですけど、なかなか回転が。回ると転倒してしまったり、軸が真っすぐになった時はちょっと回転不足になったり。降りたこともあるんですけど、まだ回転不足という段階だった。軸と回転の融合というところで、ちょっと苦戦しています」

しかも最近は、新たなフリー曲を覚えることに重きを置いてきた。「なかなか最近は練習できていない」と足踏みしていたが、この場に、日本フィギュア界の強化選手が集うリンクに立つと、こみ上げてきた。

「この合宿中、みんなと気持ちを高め合いながら、そういった新しいジャンプも練習したいなと。この(取材)後の練習だったり、最終日だったり、そういったジャンプに挑戦したいなと思っています」

ショートプログラム(SP)は「イエスタデイ」を継続。そしてジャンプは4回転2種3本から3種4本へ-。目指す26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けて1年ごと着実に進化していく。【木下淳】