卓球女子で21年東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(21=スターツ)が26日、日本生命の一員としてTリーグ初参戦を表明した。

日本協会が24年パリ五輪に向けて定めたシングルス代表の選考基準にTリーグの成績が反映される仕組みとなり「パリ五輪で優勝するのを目標にしなければ、参戦はなかった。海外でも国内でも、ずばぬけて1位を取って(五輪に)出場できるように頑張りたい」と意気込んだ。

大阪を拠点とする日本生命はリーグ初年度から4連覇中。チームにはダブルスを組む早田ひな(22)がおり「存在は大きかった」と決断を後押しした。“みまひな”でのダブルスに関しては「そこは戦略になるので、お楽しみにしていてください」とニヤリ。16年リオデジャネイロ五輪の女子代表監督でともに戦った村上恭和総監督(64)は「日本卓球界にとっても影響は大きい」と9月10日の開幕を待ちわびた。【松本航】