ジュニアクラスの国際大会ジュニアグランプリ・シリーズ第1戦フランス大会で、日本女子がワンツー発進した。

女子ショートプログラム(SP)で柴山歩(14=木下アカデミー)が67・09点で1位、吉田陽菜(16=木下アカデミー)が66・56点で2位となった。

ジュニア2季目を迎えた柴山は、冒頭のルッツ-トーループの連続3回転をよどみなく降りきると、表情も豊かに演技を進めていった。ダブルアクセル(2回転半)、後半の3回転ループでも余韻を残すような着氷を決めて成功。スピン、ステップでも最高難度レベル4を重ねた。

吉田は最初の2回転半を決めた。続く3回転ルッツ-3回転トーループでは後半でわずかな回転不足がでたが、リズミカルな曲調にスピード感あふれる滑りを披露した。顔、上半身も休むことなく動かして表現した。

男子SPでは中村俊介(17=木下アカデミー)が77・68点で首位、森本涼雅(15=木下アカデミー)が69・46点で3位とした。

女子フリーは日本時間26日午後11時35分、男子フリーは同27日午後6時30分から行われる。