世界ランキング5位の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)は準々決勝で敗退した。

北京五輪銅メダルの金昭映、孔熙容組(韓国)に16-21、15-21で敗れ、悔し涙を流した。

志田は守備力や決定力などで相手よりも劣ったと振り返り、「自分たちの弱いところがたくさん出てしまった」と涙をこぼした。松山も「点数で欲しい場面で取れなかったことが敗因」と肩を震わせた。

第1ゲームは3-11と劣勢で折り返し、16-18まで盛り返したが及ばなかった。第2ゲームは途中まで競り合う展開に持ち込んでいたが、中盤以降に突き放された。

東京オリンピック(五輪)後に実力をつけ、今年は全英オープンなど海外大会で3度優勝。自国開催の世界選手権で初のメダルまであと1歩としていたが、届かなかった。