女子800メートル自由形は、難波実夢(みゆ、近大2年)が8分35秒65で2連覇した。難波は女子400メートル自由形と合わせ2年連続2冠に輝いた。大会記録8分30秒83を持つ小堀倭加(日大4年)は昨年に続き、2位に泣いた。

予選は小堀が全体1位、難波は同3位だったが、決勝では次第にギアを上げた。古八優季(中京大4年)、小堀に先行されるも、250メートルで小堀を抜き、650メートルでは古八を捉え、先頭に立つと、追いすがる小堀を振り切った。

後半勝負のレース展開に、難波は「しっかり泳ぎきるようにした。チームのために泳ぐのは力になる」とインカレ独特の雰囲気の中での勝利に笑顔だった。