日本代表で構成した「JAPAN XV」が、オーストラリアAとの3連戦の最終戦を52-48で勝った。

テストマッチを含め日本はオーストラリアに過去12戦全敗で、13戦目にして初勝利。前半終了間際、リーチ・マイケル(34=BL東京)からのパスを受けたWTB松島幸太朗(29=東京SG)が、右タッチライン際を走りきるなど前半だけで5トライ。後半、3連続トライを許し一時は2点差に迫られたが、突き放した。

日本はフランカー姫野らが欠場したが、現時点でのほぼベスト布陣。一方のオーストラリアAは、先発15人中キャップを持たない選手が9人で事実上の2軍だった。トライ数は日本の7に対し、相手は8本。フッカー坂手淳史主将(29=埼玉)は「悪いところもありましたけれど、最後に勝てて良かったです」と話した。29日のニュージーランド戦(国立)、11月の欧州遠征へ弾みをつけた。