男子1キロTT予選で、小原佑太(26=日本競輪選手会)が日本新となる59秒796をマーク。中川誠一郎が持っていた、1分0秒017の日本記録を9年ぶりに更新し、日本勢として初めて1キロ1分の壁を越えた。

この結果、20人中5位で予選を突破。日本時間15日未明に行われる決勝に進出した。

自転車競技での1キロ1分切りは、陸上短距離100メートルで10秒を切るのと同様に、日本自転車界にとっての悲願だった。

なお、世界記録は日本の競輪でも活躍したフランソワ・ペルビス(フランス)が13年に記録した56秒303。