フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナル(イタリア・トリノ)を制した島田麻央(14=木下アカデミー)が13日に帰国した。ジュニア1年目での初出場優勝。日本女子では09年村上佳菜子以来13年ぶりの頂点に「大きな舞台で優勝できてうれしい気持ちです」と笑顔をみせた。

大会では同会場で開催していたシニアのファイナルも観戦できた。「勝ってきた6人の戦いで、ジャンプ以外のスケーティングスキルもすごいと思いました」と目を見張ったという。

22日からは初出場する全日本選手権が待つ。フリーで4回転トーループとトリプルアクセル(3回転半)をそろえることが目標で、「1回も出たことがないので、どれくらいの順位になるか分からないので、自分のベストな演技をしたいです」と誓った。