今年1月の四大陸選手権4位の三宅星南(20=関西大)が、76・69点をマークした。

ゆったりとした曲にあわせて、なめらかに滑り出した。1本目の4回転サルコーはやや着氷が乱れたものの、トリプルアクセル(3回転半)は降りた。ルッツ-トーループの連続3回転ジャンプも高く跳んだ。

演技直後には一瞬、両手を膝についたが、会場を見渡すと晴れた表情を浮かべた。得点を知ると、唇を閉じてうなずいた。

昨年の全日本選手権では6位。今年はグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカで8位に入ったものの、GPシリーズ第3戦フランス杯は体調不良のため、フリーを棄権していた。

宇野昌磨、鍵山優真、山本草太ら出場/全日本選手権男子SP速報中