ショートプログラム(SP)9位の櫛田育良(15=木下アカデミー)が、127・29点をマークした。初出場ながら、ジャンプ7本をそろえ、合計190・58点とした。

曲が鳴り始めた瞬間、目を見開いた。冒頭で2本続けて連続3回転ジャンプを着氷させた。フライングシットスピンもダイナミックに披露するなど、長い手足を伸ばした演技で魅了。鮮やかな黄色の衣装が、リンクに映えた。

キスアンドクライで得点を知ると、驚いた表情を浮かべ、すぐに笑みがこぼれた。明るい声で「ありがとうございました」とささやいた。

今季はジュニアグランプリ(GP)シリーズデビューを果たし、第2戦チェコ大会で3位。10月の近畿選手権では、大会2連覇を遂げていた。

坂本花織24番、三原23番、紀平14番目に滑走 全日本/女子フリー速報中>>