3回戦8試合が行われ、3日の準々決勝進出チームが出そろった。出場16校以上となった30回(50年度)大会以降、94、95、98回大会の準々決勝で東日本勢が1校となったことはあるが、全滅は初めてとなった。

全て西日本勢となった準々決勝の組み合わせと、各チーム監督のコメントは以下の通り。

<1>佐賀工-東福岡(午前10時30分)

◆佐賀工・枝吉巨樹監督

「(東福岡は)毎年強くて優勝を狙えるチーム。本当に(自分たちが)優勝を狙うのであれば、東福岡を倒さないと先は見えない。今日みたいにタックルをして、どれだけ相手の出足を止めるのかというのが一番のキーワードになる」

◆東福岡・藤田雄一郎監督

「佐賀工業の対策をして、まずはベスト4にいかないと(優勝の)目標は達成できない」

<2>大阪桐蔭(大阪第2)-京都成章(同11時55分)

◆大阪桐蔭・綾部正史監督

「(前回大会の3回戦で敗れたが)今年は今年。常にチャレンジャー精神を持ってやりたい。次を超えたら大きなチームになる。そこを期待したい」

◆京都成章・湯浅泰正監督

「もうここまできたら、どこと当たっても強い。相手どうこうよりも、うちの持っていることを、どれだけ出せるか。それに集中したい」

<3>天理(奈良)-長崎北陽台(午後1時20分)

◆天理・松隈孝照監督

「サニックス(ワールドユース)で負けている相手なので、やりがいがある。FWも大きいし、BKにはスピードがある印象。ディフェンスで粘りたい」

◆長崎北陽台・品川英貴監督

「天理はフィジカル、接点が強いチームで統率力があり、まとまった強いチームという印象。北陽台らしく、速いディフェンスで規律を守ってペナルティーを減らし、速い攻撃、展開ラグビーをしたい」

<4>東海大大阪仰星(大阪第3)-報徳学園(兵庫)(午後2時45分)

◆東海大大阪仰星・湯浅大智監督

「春夏のチャンピオンチームですから、しっかりとチャレンジしていきたい。今年は特に強みがあるわけじゃないので、基礎基本を徹底して、最後、結末をしっかりと丁寧にして、全員で響き合って、しっかり体現したい」

◆報徳学園・西條裕朗監督

「どことやっても、うちらしいラグビーを追求した試合をしたい。前回大会の敗戦が、うちのチームの大きなクスリになっている。リベンジしにいきたい」

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