優勝候補の東福岡が京都成章に快勝して、7度目の優勝に王手をかけた。5大会連続で阻まれた4強の壁を突き破った。

東福岡は前半7分、自陣のアタックからつないで、NO8藤井達哉(3年)が、ゴール左に先制トライ。さらに同15分、グラウンドを左右いっぱいに使うロングパスで揺さぶり、最後は右外のFB石原幹士(3年)が切れ込んで中央にトライ。序盤から、高校日本代表8人を擁す地力の差を見せた。

同19分、NO8藤井が強烈な突破から2本目のトライで突き放すなどで圧倒して、5連続トライの33-0で折り返した。

京都成章は、後半に入り一気に6人を交代させて反撃に出た。だが、先手は東福岡。同7分、相手守備の隙間を抜けたNO8藤井がハットトリックを決めた。それでも8人交代してまで諦めない京都成章は、3連続トライで食い下がった。だが、東福岡は後半ロスタイムに7本目のトライでとどめを刺した。

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