愛知・中京大中京勢がトップ3を独占した。

22年北京五輪代表の河辺愛菜(18)が66・65点で首位発進を決めた。「高校の代表として貢献したい」と意気込み、3本のジャンプを着氷させた。無観客開催となったリンクで、情感のこもった演技を披露した。

2位には、2月の4大陸選手権(米コロラドスプリングズ)に出場する吉田陽菜(17)がつけた。ルッツ-トーループの連続3回転ジャンプなどを決め、65・67点をマーク。「3人で楽しく頑張れたらと思っていた」と笑顔を浮かべた。

3位に入ったのは松生理乃(18=いずれも中京大中京高)。出場を逃したチームメートの横井きな結(18)の思いに奮起。「きんきん(横井の愛称)の分まで頑張って滑ろう」と胸に秘め、63・07点をマークした。

同日に行われた男子SPでも、中京大中京の中村俊介(17)が80・69点で首位に立った。

女子フリーは翌17日午前9時10分から、埼玉アイスアリーナで行われる。

◆上位6人のスコア

〈1位〉66・65点 河辺愛菜(中京大中京高)

〈2位〉65・67点 吉田陽菜(中京大中京高)

〈3位〉63・07点 松生理乃(中京大中京高)

〈4位〉61・72点 千葉百音(東北高)

〈5位〉61・37点 奥野友莉菜(駒場学園)

〈6位〉56・03点 清水咲衣(ルネサンス大阪)

インターハイ 五輪代表河辺愛菜、全日本6位吉田陽菜ら/女子SP写真特集1

インターハイ GPフランス杯7位の松生理乃ら/女子SP写真特集2