昨年の北京オリンピック(五輪)銀メダルで、連覇が懸かるロコ・ソラーレが青森CAに快勝し、1次リーグ通算3勝1敗とした。

1-0の第2エンド(E)に2点を奪われリードを許したが、すかさず2点を奪い返して再逆転。その後も着々と加点し、第8Eを終えたところで相手が負けを認めた。

リードの吉田夕梨花は「前半はアイスの状態や石の状態を模索する時間が長かったが、チーム全体で情報を取り合うことで、いい試合ができた」とうなずいた。

前日は北海道銀行に敗れて大会初黒星を喫した。それでも吉田夕は「全部が悪かったわけではなく、形はつくれていた」と振り返る。内容を前向きにとらえた上で、「フィニッシュの部分や時間の使い方を反省した」と明かした。敗戦で得た課題を生かしながら、終盤に向けてさらに完成度を高めていく。

ワイルドカードで出場権を得た青森CAは2勝2敗となった。

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