千葉・南行徳中2年の中井亜美(14)が全体2位につけた。

前日5日と2組に分かれたSPで、この日トップの66.40点を記録。シニアに交じった昨年12月の全日本選手権で4位と躍進した実力者は「全部のジャンプ、すごく納得がいくものが降りられた」と手応えをにじませた。

年末年始は大みそか、元日と故郷の新潟に帰省。祖母の家に出向き「犬(ポメラニアン)と一緒に雪の中で遊んだ」と気分転換した。23年初戦で得点源となるルッツ-トーループの連続3回転などに成功。全体首位で京都・広野中2年の島田麻央へ4.15点差とし、7日のフリーでは大技トリプルアクセル(3回転半)2本に挑む可能性もある。来月1日開幕の世界ジュニア選手権(カナダ・カルガリー)へ「残り少ないけれど、頑張っていきたい」と弾みをつける。【松本航】