ラグビー「リーグワン」のコベルコ神戸スティーラーズは8日、ニュージーランド代表として100キャップを持ち、世界最高のロックとも呼ばれるブロディ・レタリック(31)が、W杯フランス大会(9月開幕)後の新シーズンから加入することを発表した。

レタリックは19~21年にも在籍(当時神戸製鋼)しており、23-24年シーズンで3季ぶりの復帰となる。

204センチ、121キロで現在はスーパーラグビーのチーフスに在籍。チームを通じて「再び神戸にてチームと会社を代表する機会を与えて頂き、非常に光栄に思います。前回の神戸での生活はとても楽しく、家族も私もより多くの日本文化を体験できることを楽しみにしています」とコメントした。

今季、神戸はここまで3勝4敗の6位に低迷。7日には福本正幸チームディレクターが「自分たちが目指すラグビーを体現することができず苦しい戦いが続き、チームとともに戦ってくださる皆様方には悔しい思いをさせてしまい心苦しい限りです」とのコメントを出していた。

同じリーグワン1部のトヨタヴェルブリッツは前日7日に、来季からニュージーランド代表として114キャップを持つSHアーロン・スミスと、同112キャップのボーデン・バレットの加入を発表したばかり。

オールブラックスの世界最高クラスの選手がW杯後、次々とリーグワンに活躍の場に移すことになる。