今季の全日本王者、昨季の本大会で銀メダルの「かなだい」村元哉中(29)高橋大輔(36)組(関大KFSC)が、メインリンクでの調整に初参加した。

4種目の中で最も遅くリズムダンス(RD)が始まるため、前日に当地入り。衣装を着てRDの曲かけを行い、標高1800メートル超の高地でのステップ、ツイズルやリフトなどの感覚を確かめた。

RDは日本時間の11日午前6時45分に開始。かなだいは同8時2分ごろ第2グループの最終滑走で演技予定となっている。

結成3季目の2人は昨年12月の全日本選手権(大阪)で念願の初優勝。来月の世界選手権(さいたま)代表にも決まっており、前哨戦の4大陸選手権で強豪の北米勢に挑む。(米コロラドスプリングズ=木下淳)