第76回全日本フェンシング選手権大会(9月15~18日、静岡・沼津市総合体育館)の開催に向け、日本フェンシング協会の千田健一会長(67)らがこのほど、沼津市の頼重秀一市長(54)を訪れ、意見交換会が行われた。フェンシングのまち沼津推進協議会の杉沢教人会長、田村儀昭県フェンシング協会長、木村昌宏沼津フェンシング協会長も同席。昨年11月に就任した千田会長は「大会の成功に向けて一致団結して頑張っていきたい」と強調。市制100周年記念として誘致した国内最高峰の大会に頼重市長は「100周年にふさわしい栄誉。市でもしっかり支援していきます」と応じた。

千田会長はその後、今月1日にオープンした試合会場の沼津市総合体育館(愛称・香陵アリーナ)を視察。「立派な施設で選手にとっても良い環境。楽しみですね」と話し「あとは運営するソフト面での準備だけ」と気を引き締めた。【山口昌久】