バスケットボールB1リーグ・三遠の関係者が10日、袋井市役所で大場規之市長(59)を表敬訪問し、浜松アリーナで先月行われた琉球との2連戦での市民の応援に感謝した。

2日間で合計200人の市民を招待。大勢の市民が応援にかけつけてくれたことに頭を下げた。初日の総入場者5048人は、同アリーナ過去10年のイベントで最多だったという。牛尾信介社長(41)は「試合内容は残念(2連敗)だったが2日で計9632人が来てくれた。リーグでこの節の一番の観客動員だった」と話した。

試合を現地観戦した大場氏は「エンターテインメントとしての完成度も高かった。これからも何かしらお役に立てれば」。チームから市内小学校でのバスケ教室実施などの報告も受け、「選手とのこういう触れ合いも子どもたちに必要」と感謝した。

チームはリーグ戦でここまでに17勝22敗。残り約20試合で巻き返しを図り、8チームが出場できるチャンピオンシップ出場権の奪取を目指す。同席した身長206センチセンターの太田敦也(38)は「残りの試合も全力で取り組みたい」。市内のさわやかアリーナでは現在、太田のバスケシューズなどが展示され、表敬前に視察した太田は市長に感謝の言葉を口にした。【倉橋徹也】