フィギュアスケートで2年に1度開催される世界国別対抗戦(4月13~16日、東京体育館)の記者会見が27日に東京・港区のテレビ朝日本社で行われ、日本代表選手が発表された。

主将に任命されたのは世界選手権で日本初の2連覇達成者となった坂本花織(22=シスメックス)。壇上では周囲を見渡し「この8人はほとんど西(日本)っていうか、全員西。関西色強いチームジャパンなので、盛り上げはすぐ、わぁ~と盛り上げられると思う。みんなで盛り上げられたと思います」とほほえんだ。

団体戦となる大会は各国の応援スタイルも、他の競技会とは異なる。ペアの木原龍一(木下グループ)は「坂本花織ちゃんっていう鳴り物が…。歩く応援がいるので、彼女がいれば、チームジャパンは明るいかなと思います」とニヤリ。アイスダンスの高橋大輔(関大KFSC)からは「久しぶりなんで『どんな感じやったかな?』という感じ。チームポーズとかあるの? 試合終わった時とかに、みんな同じポーズしたくないですか? ちょっと考えてください、団長。団長じゃないや、キャプテン。この2週間で練っていただいて…」と注文を受けた。

仲間の信頼も厚い主将。明るさがトレードマークの世界女王は「盛り上げるのは得意なので、それも含め、全力でできたらいいなと思っています」と誓った。【松本航】

◆日本代表

◇男子

宇野昌磨(トヨタ自動車)※愛知県出身

友野一希(上野芝スケートクラブ)※大阪府出身

◇女子

坂本花織(主将、シスメックス)※兵庫県出身

三原舞依(シスメックス)※兵庫県出身

◇ペア

三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)※三浦が兵庫県、木原が愛知県出身

◇アイスダンス

村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)※村元が兵庫県、高橋が岡山県出身

◇出場国

日本

米国

カナダ

韓国

イタリア

フランス