カーリングの男子日本代表がイタリアとの1次リーグ第11戦に臨み、5-12で敗れた。通算5勝6敗で7位以下が確定し、1次リーグ敗退が決定。上位6チームによるプレーオフ進出を逃した。

日本代表は1-0で迎えた第2エンド(E)に4失点。2-4の第4Eにも3点を献上した。

その後も失点を重ね、第8Eが終了したところで、負けを認めるコンシードを選択した。

スキップ柳沢李空(21=SC軽井沢クラブ)は静かな口調で1次リーグを振り返り、「僕たちは山口(剛史)以外が初出場だったんですけど、わりと手応えはあったなという感触はあります。カナダのチームやスウェーデンのチーム、ほんとに格上のチームですけど、自分たちのカーリングをして、負けはしましたけど、勝つチャンスがあるところまでは持っていけました」と手応えを口にした。

世界ランク10位ながら、一戦ごとに成長し、連日接戦を繰り広げた。

「10回戦ったら4回くらいは勝てるんじゃないかなという感触があるところまではきました。その成長を確認できたのは良かったと思います」

この経験を糧にし、次へ進む。