サンリオは21日、スケートボードの女子ストリートで東京五輪金メダルの西矢椛(もみじ、15)と昨年の日本選手権2位の織田夢海(ゆめか、16)と所属契約を結んだと発表した。同社がスポーツ選手と所属企業としてスポンサー契約を結ぶのは初めて。両選手は今後、ハローキティと同社のロゴが入ったステッカーをつけたデッキ(板)を使用する。

西矢は「サンリオにはかわいいキャラクターがたくさんいて、スポンサー契約をしてくださることはとてもうれしかったし、どんなことが一緒にできるのか考えたらとてもワクワクしました。サンリオと力を合わせて、スケートボードが楽しくてどれだけいいものなのかを伝えられたらいいなと思います。今後は大会もがんばっていきたいですが、ストリートで撮影をして自分のビデオパートを出すということもがんばりたいです」

織田は「初めての所属契約ということで、お話いただいた時はとてもうれしくてワクワクしました。サンリオは世界中のみんなが知っているキャラクターが多いし、私も小さいときから知っていてサンリオのキャラクターはとても大好きでした。私も今、スケートボードで大会などいろいろな国に行ったりするので、サンリオと一緒に世界中のみんながスケートボードの良さを知ってもらえたり、スケートボードを始めるきっかけをつくれたらうれしいです。私も今まで以上に楽しみながら目標に向かって、大会やストリート撮影などさらに頑張るので応援よろしくお願いします」とそれぞれコメントを寄せた。

サンリオは今回の契約を通じ、「将来性・国際性豊かなスポーツに取り組むアスリートを応援し、北米をはじめとするグローバル市場でのコーポレートイメージの向上を図るとともに、今後、世界へ向けてさらなる活躍が期待される両選手の活動を応援して参ります」とした。