日本バレーボール協会(JVA)は8日、都内で会見し、9日から20日まで行われる第2回国内合宿(鹿児島・サンアリーナせんだい)、22日から27日まで行われる第3回国内合宿(非公開)に参加する女子日本代表25人を発表した。

主将の古賀紗理那をはじめ、初選出となる米国・ウィスコンシン大グリーンベイ校大学院の196センチミドルブロッカー、小林エンジェリーナ優姫らが名を連ねた。12年ロンドン五輪銅メダルの大友(旧姓)愛さんの長女で東京・共栄学園高2年の秋本美空は不参加となった。

テーマは「OVERTAKE 世界を超えよう」。今年は、9月に開催されるオリンピック予選での五輪出場権獲得を目指す。真鍋政義監督(59)は、「(来年の)パリ五輪でメダルを獲得するのが最大の目標。毎年課題にしてきたサーブ。メダルを獲得できる水準にまったく届いていないので、強化していく」と話した。

参加メンバーは以下の通り。

◆セッター 関菜々巳、柴田真果、松井珠己、中川つかさ

◆アウトサイドヒッター 長岡望悠、林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、井上愛里沙、田中瑞稀、長内美和子、西川有喜、和田由紀子

◆ミドルブロッカー 島村春世、渡辺彩、山田二千華、横田真末、小川愛里奈、宮部藍梨、入沢まい、小林エンジェリーナ優姫

◆リベロ 福留慧美、小島満菜美、目黒優佳、西村弥菜美

メンバーの中から選手が随時選抜され、5月30日開幕のネーションズリーグ(愛知・日本ガイシホール)からFIVAパリ五輪予選/ワールドカップバレー(9月16~24日、東京・代々木第1体育館)までの間、合宿、大会に参加する。

初戦となるネーションズリーグには17人が帯同。来年のパリ五輪出場権がかかる9月のワールドカップ(W杯)にはネーションズリーグに参加したメンバーから14人を選出する見込み。

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