フィギュアスケート女子の三原舞依(23=シスメックス)が8日、地元の兵庫県神戸市で行われた「春の全国交通安全運動出発式」に1日交通安全大使として参加した。

三原は警察官の制服を着て登場。「私から皆さまに、交通安全に関してお願いしたいことがあります」として交通ルールの順守を呼びかけた。

また、4月から自転車乗用中のヘルメット着用が努力義務化となったことから「ヘルメットは交通事故に遭ったときなどに頭を守ってくれるとても大切なもの」として「いろいろなデザインや形の物があるので、自転車に乗る方の好みで選ぶのも楽しいと思います」と魅力を伝えた。

式典中は、白バイのサイドカーに乗車し、集まったファンに手を振る場面もあり「初めてのことですごく緊張はしたんですけど、皆さまに温かくお迎えしていただいてすてきな時間を過ごすことができました」と笑顔。制服を着るのも初めてで「皆さん似合ってると言ってくださって、うれしかったです」と喜んだ。

5月はカナダに留学し、帰国後にはアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」に出演する予定。6月23~25日には神戸公演も開催される。

「私自身も楽しみなので、しっかりひとつひとつのプログラムに心を込めて進められるように、期間までしっかり練習します」と話していた。

春の全国交通安全運動は、11~20日まで行われる。