男子テニスの錦織圭(33=ユニクロ)が、故障による長期離脱からの復帰を6月に延期する。18日、自身のツイッターに「リトル・アップデート」として近況を更新した。

今月29日からの下部ツアー3大会でコートに戻る意向を4月26日に表明していたが、このほど、米国で行われる最初の2大会は欠場することを決定。6月12日に開幕する米自治領プエルトリコでの大会出場を目指すという。

ツイッターには英文で「私のトレーニングはうまくいっている。ショットの打ち込みを増やして本数も強度も上がっているけれど、リトルロックとタイラーへの挑戦があまりにも早すぎるため、キャンセルせざるを得ない、とチームで話し合って決めた。目標は(プエルトリコの)パルマ・デル・マルでスタートすることだ」とつづった。

昨年1月に股関節の手術を受け、リハビリ中に右足首を負傷。21年10月を最後に大会出場から遠ざかっている。