5月に行われた卓球の世界選手権(南アフリカ・ダーバン)で女子ダブルス銅メダルを獲得した木原美悠(18)と長崎美柚(20)が12日、お互いの好きな部分を“告白”した。

所属する木下グループ本社(東京都新宿区)を訪問。個人戦初出場での快挙を祝福され、木原は「2人でダブルスを組むことができて、銅メダルを獲得できて、試合中は本当に幸せでした」。長崎も「『“Wみゆう”でメダルを取る』という目標を掲げて頑張ってきた。その1つ目の目標をかなえることができて、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜んだ。

2学年違いで、名前は同じ「みゆう」。時にライバルとなるが、ダブルスを組む際やプライベートで互いに本音を言い合える仲だ。この日は「相手の好きなところ」について言及した。

木原「年齢でいうと(長崎が)2つ上ですが、そう思わないぐらい仲良くさせてもらっていて、気を使わない。いつでも気をかけてくれるところが好きです」

長崎「いつも本当にニコニコしていて、すごくフレンドリー。一緒にごはんに行く時に全然知らない子とかが歩いていたりするんです。(木原は)すごく子どもが好きで『バイバーイ』ってしたり。優しい性格を持っていると思います。あとは私のお世話をしてくれる。朝早く起きられない時も、私の部屋のカードを持って起こしてくれたり、私のお姉ちゃんみたいな、お母さんみたいな存在です」

南アフリカから帰国後は、そろってしゃぶしゃぶを食べ、長崎は「飲みすぎると体重増加につながる」と控えていたタピオカを飲んでリフレッシュ。一方で24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースは、24年1月まで続く。

17~18日には選考ポイントの対象となるTリーグ個人戦「NOJIMA CUP」が東京・東洋大赤羽台キャンパスで行われる。上位2人が権利を得る選考レースで、木原は現在4番手、長崎は5番手につける。

木原「『上位2名に絶対に入る』という気持ちで、1試合1試合、思い切って自信を持って戦いたい。五輪という目標は小さい頃からある。世界選手権に出場できたから、次は五輪じゃないかなと感じています」

長崎「私はポイントは5番目。五輪は2番手に入らないといけない。(今後は)選考会が2回、全日本(選手権が)1回と大きなポイントが3大会ある。ポイントばかりにとらわれすぎず、終わった時に『もう少し頑張ったら良かったな』という後悔がないように、日々頑張りたいと思います」

シングルスではライバルとなる2人が、切磋琢磨(せっさたくま)しながら夢舞台を目指す。【松本航】