重量挙げ女子48キロ級で五輪2大会でメダルを獲得した三宅宏実さん(37)が14日、結婚を発表した。

所属する「いちご株式会社」から発表されたリリースで、「私事で大変恐縮ではありますが、この度、私三宅宏実は8月4日に入籍いたしました。謹んでご報告申し上げます。現在はウエイトリフティングの競技振興と選手の育成に励んでおります。今後も引き続きウエイトリフティングの素晴らしさを少しでも多くの皆様に知っていただくべく、競技振興に取り組んでまいりますので今後とも、ご指導をいただけますようよろしくお願い申し上げます」と報告した。

関係者によると、お相手は法大の後輩で、16年リオ五輪の重量挙げ男子62キロ級12位の中山陽介さん(36)。今年最強の開運日となった今月4日の結婚となった。

夏季五輪で日本女子最多に並ぶ5大会連続出場。最後の出場となった東京五輪では、スナッチ74キロ、ジャークは記録なしに終わり、終了後に現役引退を表明していた。父は68年メキシコ五輪フェザー級銅メダリストの義行氏で、伯父はローマ五輪重量銀、東京とメキシコで金メダルの三宅義信氏。日本の重量挙げを象徴する一家として、結果を残してきた。