東京五輪銅メダルのオーストラリア(同3位)が、日本(世界ランキング36位)を下し、通算2勝1敗で2次リーグ進出を決めた。
試合後、アジアでの指導経験を持つブライアン・ゴージャンHCが切り出したのは、日本への賛辞だった。
「東京オリンピックの時、私が一番好きだったチームは日本女子でした。情熱を持ってプレーし、自分たちの強みを生かしてプレーしていた。(当時女子代表を率いていたホーバスHC)は同じことをチームにもたらしている」。銀メダルをもたらした手腕に、敵として対戦し、あらためて感じ取った。「すべてのシステムはうまくいっている。日本チームとしても、監督としても多大な敬意を表したい」。前半で18点差をつけたが、あきらめずに動き続ける、ホーバスHCが継続する日本のスタイルに目を見張っていた。