日本(世界ランキング4位)のストレート勝利を“村神様”も見守った。

正念場のラスト3連戦に突入し、3勝1敗で並んでいたセルビア(同9位)を3-0で撃破。会場の客席ではプロ野球のヤクルト村上宗隆内野手が、オポジット(OP)西田有志のユニホームを身に付け、声援を送る姿があった。

その西田の活躍もあり、日本は3日のチュニジア戦から3試合連続でストレート勝利。首位の米国(同2位)に1-3で敗れたスロベニア(同7位)と4勝1敗で並んだものの、セット率で上回って2位に浮上した。8チーム中上位2カ国に与えられる、今大会での来夏パリ五輪(オリンピック)切符の自力獲得に前進した。

西田は「僕は散々でした。足首はひねる、ボールが顔にあたるわ。ただ、気持ちだけは世界一だと思っているので。絶対負けないっす」と力強い声を響かせた。7日のスロベニア戦へ「僕たちはやるだけ。どういう展開になろうと、必ずチーム全員で勝ちます」と言い切った。

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