前夜1試合を残して2大会連続の五輪出場を決めたプール2位の日本(世界ランキング4位)が、今大会を過去最高タイの2位で終えた。同じく来夏パリ切符を獲得している全勝で首位の米国(同2位)と最終日に対戦し、2-3で逆転負け喫し大会を終えた。

ミドルブロッカーのエバデダン・ラリー(23=パナソニック)が初先発した。故障離脱した高橋健太郎(28=東レ)に代わってメンバー登録され、即スタメン出場。第1セットいきなり存在感を放った。チーム最初の得点をブロックで奪った。今大会初得点に「ディフェンス面で1本目をブロックで止めたのはその後のセットで自信になった」とうなずいた。

ここまでメンバー入りできなかった悔しさを募らせていたといい、「足跡を残したいと思っていた。多少は残せたのかなという風に思います」と振り返った。