SP3位発進の佐藤駿(エームサービス・明大)は日本勢トップの3位に入った。シリーズ初参戦吉岡希(法大)が6位。シニア参戦2季目の壷井達也(シスメックス)は8位だった。イリア・マリニン(米国)が合計310・47点で優勝した。


順位名前SPフリー合計
1イリア・マリニン104.06206.41310.47
2ケビン・エイモズ97.34181.75279.09
3佐藤駿91.61155.89247.50
4ニカ・エガーゼ85.76151.69237.45
5ウラジミール・リトビンツェフ74.61162.83237.44
6吉岡希87.44146.12233.56
7アンドリュー・トルガシェフ68.71150.96219.67
8壷井達也72.57144.41216.98
9デニス・バシリエフス75.84139.50215.34
10マキシム・ナウモフ70.73139.80210.53
11スティーブン・ゴゴレフ74.73135.75210.48
12アンドレアス・ノルデバック66.28132.67198.95

壷井達也

(予定演技構成)

4S+3T/4S/3A+1Eu+3S/FSSp/StSq/3Lo/3A/3F/3Lz+2T/CCoSp/ChSq/CCoSp

冒頭の4回転サルコーー3回転サルコーを着氷、大きな歓声を受けた。4回転サルコーも着氷したが次のコンビネーションジャンプと3回転ループで転倒した。

フリーの演技を行う壷井
フリーの演技を行う壷井

吉岡希

(予定演技構成)

4T+3T/4T/3A/FSSp/3Lo/ChSq/3A+1Eu+3S/CCSp/StSq/3Lz+2A/3F/CCoSp

冒頭の4回転-3回転トーループのコンビネーションジャンプを着氷。4回転トーループも着氷した。トリプルアクセルではバランス崩し両手をついてしまう。後半の連続ジャンプでは3回転ルッツが1回転、3回転フリップも1回転になった。演技後は苦笑いを浮かべた。

勢いよく足を振り上げる吉岡
勢いよく足を振り上げる吉岡

佐藤駿

(予定演技構成)

4Lz/3A+1Eu+3S/4T+3T/FCSp/4T/3A/3Lo/3Lz+2T/CSSp/StSq/ChSq/CCoSp

冒頭の4回転ルッツはバランス崩れ手をついて着氷。4回転トーループで着氷乱れコンビネーションにならず。後の4回転トーループに2回転を追加しリカバーした。その後のジャンプは着氷。演技後は顔を横に振り、悔しそうな表情を見せた。

フリー演技を行う佐藤
フリー演技を行う佐藤
ジャンプ体勢に入る佐藤
ジャンプ体勢に入る佐藤

<フリー演技順とSP点>

グループ1

アンドレアス・ノルデバック(スウェーデン)66.28

アンドリュー・トルガシェフ(米国)68.71

マキシム・ナウモフ(米国)70.73

壷井達也(シスメックス)72.57

ウラジミール・リトビンツェフ(アゼルバイジャン)74.61

スティーブン・ゴゴレフ(カナダ)74.73

グループ2

デニス・バシリエフス(ラトビア)75.84

ニカ・エガーゼ(ジョージア)85.76

吉岡希(法大)87.44

佐藤駿(エームサービス・明大)91.61

ケビン・エイモズ(フランス)97.34

イリア・マリニン(米国)104.06

【イラスト】23-24年シーズンのGPシリーズ日程と主な出場選手
【イラスト】23-24年シーズンのGPシリーズ日程と主な出場選手