流通経済大は1日、千葉・新松戸キャンパスで発表会を開き、2年後の2025年度に迎える創立60周年に向けて刷新した大学のロゴをデザインした、ラグビー部やサッカー部などスポーツ強化部のユニホームを発表した。

これまで各部で異なっていたが、今回を機に統一。流通の「R」、経済の「K」が寄り添うデザインで、上野裕一学長によれば「伝統の継承、個性の融合、個性の交流を表現しており、チーム一丸となって挑もうという思いの表れです」という。

陸上競技部、野球部、サッカー部、ラグビー部、バレーボール部の代表がユニホームを着て登壇。陸上競技部・駅伝ブロックの長谷川瑠選手(3年)は「これまで大学名は漢字やローマ字で表記していましたが、新しいロゴはシンプルで気に入っています。このユニホームを着て、再来年は箱根路を走れるよう頑張ります」と、決意表明した。

ユニホーム発表の後は、元バレーボール日本代表の益子直美氏、東京農大准教授の福岡孝則氏、流通経済大の龍崎孝副学長の3人でトークセッションを行った。流通経済大は、大学が地域に開かれた自由に集まれる場所となる「コモンズ(共有空間)活動」を実施している。

益子氏は「子どもたちにとって、地域に遊べる場所があり、そこに仲間がいて、大学生が相手をしてくれる環境があれば、もっとスポーツに親しめると思います」などと話した。