日本体操協会は15日、都内で理事会を開き、「大阪ヴォラーレ体操クラブ」の指導者3名に処分を下した。

いずれも暴力、暴言などのハラスメント行為が対象。松本淑子氏は教え子を後方より引っ張る、練習場でつねるなどの暴力行為があり、現在岸和田署から検察に送検されている。自傷行為なども問題視された。以前にも処分を受けており、改善がないことも踏まえ、永久追放となった。

クラブ代表の片岡卓也氏は髪の毛をつかみ引きずる、物品を投げる、退会時の脅しなどがあり、無期限の登録抹消。井岡二千草氏は過度な体重制限の強要などで登録抹消12カ月となった。