カーリングの日本選手権が28日、札幌・どうぎんカーリングスタジアムで開幕する。27日は男女とも10チームのスキップによる合同記者会見を実施。28日からの1次予選リーグ開始を前に、男女計20人が意気込みを語った。

大会3連覇を狙う女子のロコ・ソラーレは、藤沢五月(32)が出席。「能登半島地震、航空機事故など悲しい事故が多い中で、この大会が無事に開催できることをうれしく思う」と、話した上で「たくさん食べて、たくさん寝て、たくさん動いて、今週末まで頑張りたい」と意気込んだ。

ロコ・ソラーレは、日本代表として出場した昨年11月のパンコンチネンタル選手権(カナダ・ケロウナ)決勝で韓国に敗れ、大会2連覇こそ逃したが、準優勝で世界選手権(3月16日から、カナダ・ノバスコシア)の出場枠(5位まで)を獲得。今大会の優勝チームが、日本代表としてこの出場枠を使うだけに、絶対に負けられない。

男子は、同じパンコンチネンタル選手権でSC軽井沢クがベスト4で世界選手権(3月30日から、スイス・シャフハウゼン)出場枠を獲得。この枠を巡って、SC軽井沢ク、コンサドーレ、北見協会などが火花を散らす。